英語での、ヲウチを"ouch""あ、痛!"と発音するこのギャラリーの意味は、現代の日本人アーティストの作品を、いかにも作り上げられた空間ではな く、暖かい家の雰囲気を持つ空間のなかで、そのアートが家の一部の様に大事に飾られている感じ大切にしたいという思いで名付けました。
アートとは本来、ビジネスや商業用の商品以上であり、わたしたちの生活が変化するほど、生活に密着したものだったと思います。わたしたちが思う一流のアー トとは、"自分の限界を感じた時、そのアートは、無限の可能性を教えてくれる"ものだと思います。そして、新しいアイデアやパッションを日々気付かせてく れるようなアートをわたしたちは日本というバックグラウンドのなかで、提供していきたいと思います。
ヲウチギャラリーに訪れた時、まるで心が休まる家に帰って来たような感覚で、現代の日本人アーティストに鼓舞することを心から願います。そして、意味の違う"あ、痛!"という感覚をヲウチギャラリーで、感じてみてください。
Location: 170 tillary street, Brooklyn, NY
NYのブルックリンに位置するこのギャラリーは、映画の撮影や、 写真撮影、 コマーシャルによく使用されているビルの中に存在する。 以前はShoe Factory(靴工場)として使用されていたが、現在は、 多くのArtist(フィルムメーカーや写真家、 デザイナーなど)がカンパニーオフィスとして 活用し、 屋上にあるガーデンで開かれるガーデンパーティーではおよそ200人の人が集まるほど、 Brooklynでは有名なビルディング。
"min-gei" は、 1920年代後半に日本で開発された”民芸運動”を、今世紀の新しいスタイルとして復活させようという動きです。民芸運動とは、日用品や日常雑器等、無名 の職人達によって作られた民衆的工芸品の中に美を見出し、世に紹介するという活動でした。民芸運動が始まるまでは、民衆的工芸品をアートと呼ぶ事はなかっ たのです。
”min-gei" は、この民芸運動に、”アートを私達の生活の一部にする”という新しいコンセプトを加え、今の時代に再生させる事を目的としています。アートを、なにか特 別で手の届かないものと考えるのではなく、まるで日用品の様に身近にあり、私達の生活に深く関わっているものだと思える様にしたい。そんな活動です。
あなたもこの運動に参加し、”min(みんなの)−gei(芸術)" を世界に広めませんか。
全ての人々が、日常生活の中でアートを身近に感じられる様に。
私たちの目標は、アートを通して世界を変える事。とてつもなく大きな目標に聞こえますが、一人の人が、隣にいる人に一つのアイディアを伝え、その人がまた別の人にそのアイディアを伝達し、そうやってどんどんアイディアを広げて行ったら、どうなるでしょう。
そう、そんな簡単な事なんです。
あなたの作った小さな変化が、大きな変化へとつながってゆく。
あなたの変化によって、まずあなたの隣りにいる大事な人から変えることが出来たら、"私たちは世界を変えることが出来る"という揺るぎない自信を、あなたが世界にもたらすことになるのです。